2011年2月3日木曜日

中小企業経営者と埼玉県立工業高校校長との意見交換・交流会に参加しました

意見交換会の様子
2月2日に埼玉県中小企業振興公社で行われた「中小企業経営者と埼玉県立工業高校校長との意見交換・交流会」に参加してきました。
埼玉県中小企業振興公社では毎年埼玉県の中小企業経営者と県立工業高校の校長先生と意見交換する場を設けているそうです。その意見交換の中身は、経営者側からは人材に対する課題や工業高校への期待・要望など、校長先生からは学校の現状や課題などの話し合いを行いました。
当日は経営者8名、校長先生10名が参加されていましたので、意見を出すだけでかなりの時間をとっていましたが、そのなかで経営者側が求める人物像に共通点がありました。それは人を採用する際に重視しているのは、その人の人物像、いわゆるどういう人物なのかということでした。たとえば挨拶がしっかりできる、社会人としての常識を備えている、コミュニケーションがしっかり取れるなどです。逆に知識やスキル、能力レベルなどの話はほとんどと言っていいほど出てきませんでした。
これはなにを意味するかを考えましたが、おそらく経営者が求める人物というのは人として当たり前のことができることが重要なことであるのだと感じました。私も経営者ですが、他の経営者と同じくその「人」を見ます。挨拶はしっかりできるかなどはとても重要なことです。
校長先生もそのあたりはよく心得ていて、学校教育において「挨拶」や「常識」などはとても熱心に教育されているとのことでした。
この意見交換会ではもう一つ目立った言葉がありました。それは「インターンシップ」です。当社でも数年前まで行っていましたが、最近は行っていませんでした。しかし工業高校の生徒からすると、このインターンシップによって社会を知り、成長出来る機会となるそうです。
当社でもこのインターンシップを活用して、工業高校生を受け入れ、学生と社員が相互に刺激しあえる環境をつくるのもいいなと感じました。

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